こんなに上がる?注文住宅で予算オーバーを防ぐために注意すること
バス・トイレ・キッチンは増額しやすい
注文住宅はなんでも注文できる代わりに、思いがけない出費がかさんで結局予算オーバーになってしまうことがよくあります。高くなりやすい項目の第一位がバス・トイレ・キッチンの水回りです。生活必需品であり、日々高性能にモデルチェンジされていっています。打たせ湯付きの浴槽、乾燥機能付きの浴室、タンクレスなトイレ、収納の多いアイランドキッチンなど、魅力的な商品がたくさんあります。メーカーの担当者も、よりよい商品をプレゼンしたいのが本音です。そして良いものがあるのを知ると、少し無理をしても欲しくなってしまうのが人間心理なのです。そのため水回りのアイテムは予算オーバーの第一原因といえます。
外構工事で思わぬ出費も
注文住宅を建ててくれるメーカーの仕事は、住環境である建物だけということがあまり知られていません。庭や車庫などの外構工事は別途業者に頼まなくてはいけません。注意しなくてはいけないのが、外構工事費は見積もりを作って契約した段階でかなり低めに計算されていることです。そのため、実際に工事が始まると当初の予定よりも費用が高くなってしまうことも起こりえます。
予備予算も含めて注文住宅を考えよう
注文住宅で新築建築の契約を結んだ後、資金総額がアップしないということはまずありません。あれもこれもお願いできる分、どうしても金額は増加してしまうものなのです。そこで、2000万円の予算で2000万円の注文住宅を契約しない、ということを覚えておきましょう。予備予算として出せる資金の1割り程度を控えておきましょう。2000万円の資金を用意できるのなら、1800万円の家から計画を立てます。これが、注文住宅作りで大切なポイントなのです。
大阪の注文住宅は、全国チェーンのハウスメーカーだけでなく、昔ながらの工法を大切にしている地域の工務店まで色々なところで販売されています。