注文住宅でよく耳にする「壁面収納」って一体何?その基礎知識を紹介します!
季節に合わせて部屋の雰囲気を変えやすく防音性もある
注文住宅の収納はクローゼットの数を増やすのではなく、壁を上手に使う「壁面収納」がトレンドになっています。部屋と部屋の仕切りを壁にすると注文住宅を建てたあとに室内の雰囲気を変えるのが難しくなってしまいますが、壁面収納を採用することで季節ごとに自由に改変できる空間が叶うのです。またコロナ禍で在宅ワークが増えたことに伴い、これまで以上に収納スペースが必要になった影響も壁面収納の人気を後押ししています。
また壁面収納は室内のスペースを有効活用できるだけでなく、生活音が漏れにくくなるというメリットもあります。棚に本をぎっしりと並べることで、本が音を吸収し防音性が高まるのです。扉付きの壁面収納にすれば、防音性をより高めることができます。
便利な動線が叶えられる一方で、掃除がやや大変になる
背板が無いタイプの壁面収納にすると防音性という観点では劣ってしまいますが、家族同士で物を受け渡す際にいちいち壁面の反対側まで回らなくてよくなるというメリットがあります。双方の部屋から物を取り出すことができるので、住空間に便利な動線が確保されるのです。さらに壁面収納の上部にキャットウォークを設置するタイプのものもあります。壁面収納とキャットウォークを一体化させることで、ペットにとっての動線も確保できて、ペットの運動不足が解消されるのです。
さまざまなメリットのある壁面収納ですが、全面飾り棚で扉の無いタイプにした場合はどうしてもホコリがたまりやすくなってしまいます。注文住宅の間取りを決める際は、掃除が若干大変になるという一面にも目を向けたうえで壁面収納の設置可否を判断するようにしましょう。
千葉の注文住宅業者選びで大切なのは、ここ千葉での注文住宅におけるニーズを把握しているかという点です。自然素材にこだわりたい、ローコスト住宅が欲しいなど、エリアごとのニーズに応えているかが重要です。