注文住宅は二世帯？それなら快適な暮らしを実現するポイントを知っておくべき！
両世帯のライフサイクルの違いに配慮しよう！
注文住宅を検討中の方には、親子二世帯での暮らしを想定しているケースもあるはずです。同じ1つの屋根や敷地の中で世代の異なった家族が快適に暮らすには、それにふさわしい間取りを設計した上で、完成後はトラブルが起きないように、生活上のルールも決めなければなりません。そのためには二世帯の住まいならではのポイントを、よく知っておくことが求められます。
まず最初のポイントは、子世帯と親世帯とのライフサイクルの違いに配慮することです。仕事や学校のある子世帯の場合、日中は家を不在にしつつ、帰宅後の夜間にプライベートな時間を過ごすのは、一般的によくあるパターン。その一方で親世帯では早朝に起床して日中は家で過ごし、夜は早々と就寝するケースが目立ちます。
このように夜型と朝型の違いを見極めて、建物のタイプや間取りのレイアウトを決めていく必要があります。例えば浴室やトイレあるいは寝室を1階と2階で完全に分離すれば、お互いに生活上の音や光が気になる頻度も減らせるでしょう。
家事や経済上の分担ルールを決めておく！
同じ建物で2世帯が暮らす以上、家事や経済上の問題も生じます。家事であれば掃除や洗濯あるいは調理など、お互いどこまでやるのか範囲が曖昧になりがち。またガスや電気そして水道といった光熱費だけでも、経済的な負担の範囲が混在しやすくなります。
そこで家事は何をどこまでやるのか、具体的な範囲を決めておくことが求められます。同時に生活上の費用についても、お互いにどの範囲まで負担するのか、明確な基準を定めておくことも忘れてはなりません。あるいは最初から完全分離型の住まいを選択し、玄関から個室そして水まわりまで完全に別々にするのも、トラブル回避には有効です。
福岡の注文住宅を建てる際は、自分に合ったハウスメーカーなり工務店を探さなければいけません。安いといった理由だけで決めると、納得できない仕上がりになる可能性もあります。
